このページの本文へ移動

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

障害者スポーツを通した社員の意識改革や自治体との連携などを通じ、共生社会の実現に向けた創意工夫に富む取組を実施しています。

取組の概要

(1)全社員を対象とした研修や障害者スポーツ大会でのボランティア活動の実施

全社員対象の「ダイバーシティ推進研修」に障害の社会モデルや障害者差別解消法に関する内容も盛り込んでいます。年間約20件の障害者スポーツ大会の応援や運営に多くの社員が参加し、感じたこと等のアンケート結果をKPI(重要業績評価指標)に反映しています。

(2)自治体や大学と協力し、共生社会について考える機会を多くの人に提供

東京都及び多くの区や市と協力し、障害者スポーツイベントを支援することを通じ、多くの人に障害者スポーツを知り、体験する機会を提供しています。また、障害者スポーツと共生について考える連携講座を上智大学に開設しました。

(3)障害のあるアスリートが社員として活躍できる場の提供

障害のあるアスリートを積極雇用し、引退後も見据え、競技以外の活躍の場として講演会、小学校での体験授業などの機会を創出しています。また、「アスリートガイドブック」を作成し、業務の状況や努力の様子を伝える素材として活用しています。

アピールポイント

スポーツを通じた共生社会の実現を目指し、全社員が一丸となってスポーツ振興、とりわけ障害者スポーツの魅力を伝える活動に取り組んでいます。社員や家族、代理店関係者が観戦や応援に参加して「観る、感じる、体感する、考える」機会を得ているほか、同様の機会を多くの人に提供すべく、自治体とも連携し幅広く活動しています。

(1)社会のバリアに気づく

「ダイバーシティ推進研修」は部署単位で実施し、DVD視聴後にディスカッションを行うことで、様々なバリアや共生社会のあり方について気づきを促し、多様性について理解を深めるよう工夫しています。

(2)コミュニケーションをとる

障害者スポーツ大会の観戦や応援、障害者アスリートによる講演や体験授業は、参加者が障害者と接する機会が増え、すすんでコミュニケーションをとることを通じて相互理解を深めることにつながっています。

(3)適切な配慮を行う

障害のある社員が障害のない社員と同じ職場で共に働くことができるよう、特例子会社は設けずに、社内施設・制度整備及び補助具の導入を拡充し、障害者が「ふつうに、楽しく、誇りをもって」働くことができる職場作りに努めています。

画像 スティックバルーンを使って障害者スポーツ大会で応援する社員の写真 障害者スポーツ大会で応援する社員
画像 障害者アスリートが子どもたちにサッカーを指導する様子の写真 国分寺市主催イベントで体験会を開催する
障害者アスリート

社員の声

全社員が一丸となって障害者スポーツを応援しています。社内に理解が浸透し、障害者スポーツの魅力を多くの方に知っていただくために、自治体との連携などの活動を拡充してきました。また、アスリートを含む障害者の雇用も継続し、障害のある人もない人も一緒に働くのが当たり前の会社でありたいと考えています。

福祉のまちづくり推進協議会委員の講評

全社的かつ持続的な取組である障害者スポーツ体験を通じて、社員の「心のバリアフリー」に対する理解を推進しています。今後は、スポーツを通じた障害理解を、実社会にある社会的障壁の気づきに繋げていく取組も期待します。

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社

所在地:東京都渋谷区恵比寿一丁目28番1号

WEB:https://www.aioinissaydowa.co.jp/(外部サイト)