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ソフトバンク株式会社

アピールポイント

当社では、年齢、性別、性的志向・性自認・性表現、国籍、障がいの有無などに関わらず、多様な人材が個性や能力を発揮できる機会と環境の整備に取り組んでおり、従業員一人一人が、互いの強みを生かしながら自由な発想で意見を出し合い、革新を生み出せる組織作りを目指しています。

取組の概要

(1) 多様性への理解を深める取組

 障がいのある方への理解を深めることができるように、社内での情報発信やイベントの実施を行っています。障がいのある社員の入社時には受け入れセミナーを開催し、障がいのある方への理解促進に努めています。また LGBTQ+などの性的少数者の方もやりがいと誇りを持って活躍できる企業を目指し、「制度・環境整備」「理解の風土醸成」の2つの側面から様々な取組を行っています。

(2) お客さまに安心して利用していただくための取組

ソフトバンク渋谷では、2001年から聴覚に障がいをお持ちのお客様に安心して携帯電話、または契約に関する様々なお手続きをしていただけるよう、手話カウンターを併設しております。地域・社会貢献に向けたCSR活動の一環として、高齢者の方を対象に、情報リテラシーなどの理解を深めることを目的とした「みんなの情報モラル講座」を自治体などと連携しながら実施しています。

(3)多様な人材の働く機会の創出

 何らかの理由で長時間勤務が難しい方が週20時間未満という短時間の就労環境を整えることで「共に働く」を実現できる働き方「ショートタイムワーク」を推進しています。これまで72名の働く機会を創出してきました。また2018年に発足した「ショートタイムワークアライアンス」は、地域や業界の垣根を超え、この働き方を世の中に広め、誰もが働きやすい環境づくりを目指しています。

「心のバリアフリー」実践のための3ステップ

(1)障害の社会モデルの視点でバリアを理解する

社内向けの情報発信や、社内の取組であるダイバーシティWEEKで“ダイバーシティ”について考えるイベントを開催するなど、障がいの有無に関わらず社員全員がいきいきと働ける環境づくりを推進しています。

(2)コミュニケーションをとる

社内コミュニケーションの促進の一環として、聴覚障がいの当社社員が講師となる手話講座等を開催しています。また、入社後面談を行い適切な配慮が行われているか確認しています。既存社員においても障害者職業生活相談員による相談窓口を設置し、相談対応を行っています。

(3)適切な配慮を行う

 例えば、聴覚障がいの社員への情報保障(UDトークでの文字おこしや筆談等)の提供や、視覚障がいの社員への大型モニターの配付など、個々の状況に合わせて働きやすい環境の提供やサポートを行っています。

画像 手話カウンターにてお客様に説明している様子 手話カウンターにてお客様に説明している様子
         画像 シニアの方向けにみんなの情報モラル講座を実施している様子                                 シニアの方向けにみんなの                      情報モラル講座を実施している様子

福祉のまちづくり推進協議会委員の講評

多様な人材が働くための職場環境の整備や手話カウンターの設置など障害の有無によらないサービス提供に取り組んでいます。今後も「みんなの情報モラル講座」の対象を拡充していくなど、デジタルデバイド解消に向けた取組の強化などさらなる展開に期待します。

ソフトバンク株式会社

所在地:東京都港区海岸一丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー

WEB:https://www.softbank.jp